私は年に数回くらい、どうしようもなく嫌な状態になることがあります。YouTube(Twitterも同様)で後味の悪い動画を観てしまったときです。
原因は分かってきて、自分の中で対処法を考えてみました。
情報系は誘導が含まている
特にビジネス系や副業系に多いのですが、なに気にその人の動画を観ていると、いつの間にか誘導されられてしまうときです。
たとえば発信者が「月に〇〇稼いでいる」や「私は〇〇の経験がある」というケース。動画の信頼性を伝えるために、裏付けとなる実績を盛り込んでいるのです。それを聴かされると、人は数値化されると比較して考えやすくなるため、劣等性を感じやすくなります。
それでも有益な情報が含まれているのも事実ですが、その人の有能アピールもキャッチさせられています。何か煽られている気持ちになり、その他の情報が知りたくなったり、その先にある商品の購入を促されたり誘導になっているのです。
嫌な気持ちに気が付いたらすぐに消す
気が付いたら、その動画をそれ以上観てはいけません。
その人の情報に触れると、自分の嫌な反応が生まれるのですから、動画を消してチャンネル登録も解除して自分の世界から消えてもらうのです。自分の目や耳から情報が入ってこないのであれば、それは無いのと同じになります。
YouTubeの動画は、自分にとっては不要でも他者にとっては必要な場合もあることを知り、情報を選ぶしかありません。
そのために、自分がどの部分で嫌な反応するかを知っておく必要があります。
無表情なYouTuberは要注意
とはいえ、嫌な気持ちが生まれてから動画を消すと、その残像が入ってきます。あらかじめ苦手な傾向の人を知っていくと予防になるでしょう。
私が今まで嫌だと感じた人を思い出すと、共通点があること気が付きました。表情がなくてあまり笑わない人、無表情のYouTuberは要注意だと思うのです。なぜなら、情報を伝えるという仕事としてYouTubeをしているからです。
仕事としてやっている以上、何らかのリターンを求めます。
- チャンネル登録者数(広告収益)
- 知名度アップ
- 付属する情報の販売
たくさん動画が再生されれば利益になりますから、視聴者を意図的に誘導することが含まれやすいのです。自分の利益が主軸になっているから、視聴者には後味の悪さが残るのです。
表情があるYouTuberは毒にならない
表情がある人、本当に目が笑っている人は、YouTubeそのものを楽しんでいるから、ビジネス的なリターンがなくてもやっていけます。自分の楽しみや視聴者に喜んでもらうことに主軸があるため、相手を誘導する必要がありません。
しかし現実的には、そんな善良なYouTuberは僅かしかいないでしょう。ほとんどは自分の利益と、視聴者の満足の両方が入り混じっています。そのどちらに主軸が置かれているかを見極めると、嫌な思いをすることを減らせるでしょう。
YouTubeはとても便利で、情報源として欠かせない役割になっています。自分にとって相性のいい人を見つけるために少しでもお役に立てれば幸いです。
コメント