東京に住んだら視野が広がった

東京に住むと、今までが井の中の蛙 東京に住む

私は東京に2年間住んで、現在は大阪に戻ってきます。東京に住んでよかったことはたくさんありますが、長い目で見たときに視野が広がったことが大きくあります。

視野が広がると、心の中にゆとりが生まれ安心感になってくるのです。だから、じわじわよかったなと思えてきます。

価値観の多様性を知り視野が広がる

大阪と東京は文化の違いが大きく、当初は3割くらい外国に来た感覚がありました。実際外国に行ったことないから分かりませんが、日本の中でも異文化を感じたのです。

東京には日本各地から人が集まってきて、外国人も多い(コロナ前は特に)。そんな価値観や文化の異なる人と接すると、決まった常識というのがなく人の数だけ常識が存在していと実感するのです。

日本の全体像が分かる

東京に住むと日本の全体的なことがより理解できるようになります。

テレビなどのメディアはほとんど東京で作られています。ビジネス書も多くは東京の社会を前提に書かれているため、東京限定の情報も多く混じっています。

東京の社会を知ったうえで本を読むと、大阪や地方の社会でも取り入れられることと、そうでないことの理解できます。

よく料理人が本場に行って修行するように、社会の中心地の東京を知ると、情報の取捨選択が上手になるのです。

今までが、井の中の蛙であることを知れた

大阪に20年以上住んでいた私は、どっぷりと大阪の価値観が染みついていました。日本の中ではもっとも進んでいる東京の社会を体験すると、こんな風になっていたのかと新しい発見が多かったのです。井の中の蛙大海を知らずの状態です。

同時に大阪を離れることで、客観的な視点で大阪を知れます。東京と対比することができて、大阪の好きなところと嫌なところが浮き彫りになってくるのです。

私は当時、大阪で悶々とした生活をしていて、別の街で新しい生活をしたいと思っていました。もし、今の状態が楽しくて充実しているのであれば、わざわざ別の世界に出る必要はないかもしれません。世界を広げることと人の幸福とは関係ありません。

旅行と住むのは別物

東京に旅行で一度は行ったことがある人は多いと思います。数日間の旅行で雰囲気を味わえて表面的なことを理解できるでしょう。

東京で仕事をしたり人と関わったり、実際の生活をすると体験できることが圧倒的に多くなります。旅行と住むのは全く別物です。

住むとなるとハードルが上がるのも事実です。部屋を探して荷物の引っ越しをするとお金がかかります。それ以降も物価は高いので常にお金の心配が付きまとうでしょう。

私は少しの貯金を元に引っ越しをして東京に住みました。お金の心配はありましたが、何かしらの仕事やバイトをすれば生活はできると考えていました。後でわかりましたが、東京は仕事する上で恵まれています。自分にできる仕事がみるかり、お金の心配はなくなりました。もっと早い時期に来てもよかったと思うくらいです。

繰り返しになりますが、今の生活に満足してなければ、一度東京に住んでみる選択肢もあってよいと思います。