東京は人が多くて、仕事や私生活などで会う人の数も多くなります。多くの人と関わると、一人ひとりの内面性に関心が向きにくく、浅い関係になってくるのです。
東京に住んでつくづく人間関係は浅く広いと感じます。この記事では東京の人間関係の特徴と利点をまとめました。
人は見た目で判断されやすい
東京の人間関係は、見た目や第一印象で判断される傾向があります。人との出会いが多いので、一人ひとりをじっくり見る時間はありません。短い時間で人を判断する習慣があり、表面的なことが重要視されます。
異性も同じで、外見やスペックが釣り合っていないと、内面を知ろうとしないケースが見受けられます。
地方は出会う人が少ないから、一人ひとりの内面性を知る時間があります。そのため、都会と地方では異性の合格基準が違ってくるようです。
地方:表面的+内面的=合格
表面的な部分が重要視されるためか、東京にいる人は下記の特徴があります。(男性目線ですが)
- 痩せている人が多い
- ファッションに敏感な人が多い
- お金をかけて外見を整える人も頻繁に見かける
最初は相手の内面は重視されないため、表面をよくする方が手っ取り早いという感覚。その習慣から内面を知る能力が発達しにくくなります。
人間関係は損得勘定がベース
東京では一人と深くかかわることが少ないため、深い関係性は好まれません。
人間関係は損得勘定がベースになっていて、総合的に得だから付き合う、損だから離れると考えて、関係が成立していきます。
義理や人情よりスマートな関係を望みます。そもそも人情が薄いため、人情を持ち出しても、よくわからない人になります。
深いつながりはない
私の体験ですが、人と何度か会っても関係性が深くならない気がします。どこまで行っても壁があり、それ以上は仲良くなれないという感覚。
地方からきている人は、まだその壁が少ない印象でした。利害が一致しない限り、関係性は難しいと感じたのです。
テンプレート的な反応が多い
仕事や人間関係では、素の自分を出すことはなく、社会的な反応をすることが求められます。そのため、いわばテンプレート的な反応が多くなります。
東京:社会的に作る必要があり、テンプレート的な反応になる
地方:社会的に作る必要がなく、自然な反応になる
日常的に社会的なテンプレ反応をしていると、素の出し方を忘れてしまうのでしょう。そこが深い人との関りを阻害している感じもします。
東京の人は行動様式が似ている
東京の人は一人ひとりの性格も違うけど、行動様式は似ていると感じることがよくあります。CGで10人分の顔を合成すると必ず美形になるように、最適な生き方は似てくると思うのです。
同調圧力が強く働いている
都会は見えないルールが存在しているかの如く、同調圧力が働いています。見えないけど存在していて、知っていても逆行できないのです。生活が長くなると、自然と影響を受けるのです。
この社会で生きていくために最適な方法を突き詰めていくと、自然と行動様式が似てくると考えています。
人間関係が浅いメリットも多い
東京の人間関係の浅さは、当初は物足りなさを感じていたものの、利点もあると分かってきました。
浅い人間関係を体験すると、気楽でありストレスが少ないのです。表面的な関係を大切にしているから、マナーよく接する人がほとんどです。
- 人間関係がもつれることもなく、トラブルにならない
- 一人の相手に縛られることがなく、多くの人と関われる
- 人間関係に割く労力が少なくて済む
余計な人間関係よりも、自分のしたいことに集中できるのです。そもそも東京に出てくる理由として、友達作りよりも自分のしたいことを実現しようとする人が多いでしょう。
人間関係が浅いから、広い関係が可能になるのです。そうして、いろんな人と関わりながら刺激しあうことができます。
自分のやりたいことに専念できる
人間関係のしがらみが少なくて、人は人、自分は自分という意識が強くあります。ストイックに自分のやりたいことに向かって進むことができます。
地方は人との関わりが濃いくなるため、人の目が気になることもあるでしょう。東京は、人との関りが薄い代わりに人の目は気にならないのです。
この環境を生かして、自分に徹することがしやすいのです。
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