ビジネス書は東京の社会のみ役立つ

ビジネス書は謎が多かったけど、東京に住むと理解できるようになった 東京に住む

東京に来て6か月が経過して、東京の社会がなんとなく分かってきました。大阪にいた頃に疑問に思っていた、「ビジネス書の理解」が最近になって分かってきました。

ビジネス書は東京視点で書かれている

大阪にいる頃にビジネス書を読んで、よく疑問に感じていたことがありました。少し古いですが、例えばこんな本です。

東京らしいビジネス書

それまで、友達は大切であり、そのためにも自分の事を話すといいと思っていたことが、東京らしいビジネス書では別の主張がされているのです。

本に興味を持ってもらいたいために、意図的にタイトルを付けているのもありますが、すごく違和感があったのです。

これは一例ですが、他にもビジネス書を読むと、

東京だけのことではないか?
大企業だけで通用することでしょ?

と思うことが多々あります。

きっと東京以外の多く人が感じているのではないかと思うのです。大阪(地方として)と東京は明らかに異なるので、書かれている内容の一部しか当てはまらないのです。

  • 社会の規模が小さいから適応できない
  • 時代の速度が遅いから最先端は必要ない
  • 文化が異なるから相容れない(特に大阪では)

著者はおおむね高学歴で経歴豊富であり、東京の社会で活躍している人がほとんどです。地方の事情を知るよりもありません。更にほとんどの出版社は東京にあるため、書かれている内容も東京視点になりがちなのです。

つまりビジネス書の多くは、東京の人が書いた東京の人のための本になります。その中で全国的にも役立つ情報が含まれているのです。

その違いを知りながら読む分にはよいでしょう。地方の人は別物として読んでいると思いますが、大阪は中規模に都会のために混同しやすいのです。

東京に住むとビジネス書が腑に落ちる

大阪にいたころビジネス本に疑問を感じていたものの、東京に来て人や社会に触れていると、徐々に考えが変わってきました。

東京で驚いたことのひとつは、年配の方でもITに詳しい人が多くいることです。時代の流れに取り残されることは、社会の不適合者になると感じているかのように、最先端の技術やマインドを取り入れようとしているのです。

多くの会社でも合理的なものを取り入れて、時代の流れに敏感になっています。人も社会も進んでいるのです。その背景を感じ、だからこそビジネス書が生まれてくると繋がってくるのです。

ビジネス書の主張と東京の社会が同じだと分かって腑に落ちてきました。

東京の最先端の社会

東京は大企業が集中しており、ビジネスの中心地であり日本をリードしている意識が強くあります。技術的にも会社の在り方としても最先端の社会になっています。地方は数年遅れて浸透していく感覚です。

ビジネス書は東京の社会がベースになり、社会を理解しながら読むと理解が深まると分かりました。

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