大阪への引っ越しを考えている人は、大阪は場所によって違いがあるのか気になると思います。私は大阪に7か所住んだ経験から、部屋探しのポイントを4つお伝えします。
大阪の北部は上品、南部は大阪らしい
大阪で部屋を探すときに絶対に知ってほしいことは、大阪の北は上品なエリアで、南は大阪らしいディープなエリアという棲み分けです。
大阪らしい雰囲気が好きなら、難波から南側
梅田と難波の間は、中間くらいです。大阪以外の人は知らない人も多いので、詳しくは大阪の北部と南部の違いをご覧ください。
単純に駅から離れると家賃が安くなる
すごく当然のことですが、JR環状線の内側は家賃が高くなり、外側で駅から離れるほどの安くなります。
大阪は地域格差が少ないので、単純に便利さと家賃は比例すると考えていいです。駅の中でも御堂筋線など人の多い路線は家賃が高めで、乗る人が少ないローカルの駅は家賃が安くなります。
そのシンプルな仕組みになっているため、おすすめエリアや穴場スポットが存在しません。そういうところを紹介したのですが本当にないのです。
大阪の棲み分けがあるエリア
大阪は細かい棲み分けは多くはありませんが、少し存在します。住んでみて違ったとならないために、押さえておきたい有名なところを4つ紹介しておきます。
- 中央区の難波から心斎橋は繁華街
- 西区の堀江(アメリカ村の西側)はハイセンスなオシャレな街
- 生野区は在日朝鮮の人が約25%を占めるコリアンタウン
- 西成区は生活保護の受給者が約25%いる街
西成区はどうなの?
西成区は生活保護を受けている人が多いので、貧困な人が多いエリアと言えます。よくガラが悪いと言われる「あいりん地区」は、西成区の北東に位置します。その地域と周辺は、20代~30代の人が少なくオシャレなお店もないのでおすすめしません。西成区は広いので、南の方に行くと普通の雰囲気の下町になっています。
一人暮らしの人が多い地域はない
大阪は地元の人が多く住んでいます。大阪に引っ越してくる人は、近畿圏内が多く、次いで西日本(中国地域・四国)が多いです。愛知から東側(東日本)から来る人は少数です。
一人暮らしをする人が少ないわけではありませんが、一人暮らしの人が多い地域というのも存在しません。
大阪の不動産屋は調子がいいことを言うので注意
部屋を探すときに、サイトで目ぼしい部屋を見つけて不動産屋に問い合わせる場合と、直接住みたいエリアの不動産屋に行く2パターンがあります。どちらの場合も、賃貸不動産屋の営業の人と話して、内見後に契約する形になるでしょう。
気を付けてもらいたいのは、大阪の不動産屋はおおむね調子がいい人が多いことです。商売上手で口達者な人が多いため、お客さんに対して表面的にいいことばかり言う傾向があります。時には話を盛ってきます。
私も調子に乗せられて借りた部屋の壁が極端に薄かったり、退去時にクリーニング代が必要であることが後で分かったり、その時に確認しておけば防げたことが多々あります。
不動産屋の言うことを鵜呑みにせず、不明な点はしっかりと質問することや、納得いくまで話すことが大切です。お金の話も明確にしてください。怪しいと感じたら慎重な姿勢も必要です。
まとめ
大阪の部屋探しは至ってシンプルです。北エリアと南エリアでは特色があることを知り、棲み分けエリアを知って、シンプルに駅から離れると家賃が安くなります。
後は不動産屋の言うことは気を付けてください。最初は不動産屋を2件か3件まわって、比較しながら信頼できる不動産屋を見つけてください。
楽しい大阪ライフの参考にしていただけると幸いです。