大阪で関西弁を話す人が減っている

大阪に住む
かりたろう
かりたろう

大阪でも標準語を使う人が増えた気がする。

友人のカニ
友人のカニ

気のせいじゃないの?

かりたろう
かりたろう

2年ぶりに大阪に戻ってきたらか、気が付いたんだ。

年々、大阪も標準語化している

私は東京に住んでいて2年ぶりに大阪に戻ってきたのですが、大阪の人が関西弁を使わなくなっていると気がつきました。

以前からその傾向はあるものの、ずっと大阪にいたらその少しずつの変化に気がつきにくいでしょう。大阪を2年間留守にしていたので、変化の違いが明確に分かったのです。特に接客の場と若い世代に顕著ですね。

戸惑いもありつつ、なぜだろうという疑問と、今後関西弁をどれくらい使うのが適切か考えてみました。

まずは関西弁が薄まっているのはなぜ?考えられる理由を3つ挙げてみました。

その① ネット文化による標準語の浸透

ネット文化の浸透により、標準語を耳にする機会が増えたと考えられます。特に若い世代は、テレビよりYouTubeを見るため、影響が大きいですね。関西人のYouTuberも東京で生活している人は標準語ベースになっています。

その② 関西弁は方言とういう認識

東京に行くと、関西弁は方言という位置づけになります。私もよくなまっていると言われました。全国的な視点で考えると、方言を使うより標準語を使うと通じる範囲が広がると言えます。

また、べたべたの関西弁は年配者が使うイメージになって、古臭い感覚もあるでしょう。

その③ 接客では標準語がしっくりくる感覚

接客の場では、標準語がしっくりきます。標準語だと「お店」と「個人」の関係になるため、お客さんと一定の距離をとれます。

関西弁だと「個人」と「個人」のニュアンスが出るために、距離が近くなり、余計なトラブルが起こる可能性もあります。そのため、お店のような無難な対応が求めらシーンでは標準語が使われます。

お店によっては「個人」と「個人」の方が、人情味があってよい場合もあります。お店の規模や雰囲気次第ですね。

関西弁は使い分けて、ほどよく使う

関西弁が減っている理由をあげていきましたが、それでは今後大どれくらい標準語を取り入れるとよいのでしょうか。

標準語化は時代の変化によるものだから、逆戻りすることはないでしょう。

フォーマルな場面では標準語を取り入れて、人情味をだしたい場面では関西弁を使い分けることがベストに思います。

関西弁を話す人が減っているといいましたが、それでも関西弁のベースは変わりありません。ほどよい関西弁がちょうどいいですね。